吊り上げと豊胸の違い
乳房吊り上げは余った皮膚を調整し、乳房や乳頭の位置と形を整える手術です。大きさを増やす豊胸とは目的が異なり、上部のボリュームまで希望通りになるとは限りません。乳房の重さを減らしたい場合も別の検討が必要です。下着を着けていないときの位置、服の中の形、サイズの希望を分けて医師に伝えます。
切開と傷跡の計画
たるみの程度と皮膚の余りによって切開の位置や長さが変わります。乳輪周囲、縦方向などの傷がどこに残るかを具体的に確認します。傷は時間とともに変化しますが、消えるという保証はありません。乳頭・乳輪をどの位置へ移すのか、左右の元々の違いをどこまで調整できるかも、術前に説明を受けてください。
妊娠・体重・適応
体重の変化、妊娠や授乳により手術後の形が変わる可能性があります。今後の予定を伝え、手術時期を相談します。乳房の症状や検診結果、過去の手術、喫煙、服薬も確認が必要です。サイズを減らしたい場合は縮小、量を増やしたい場合は豊胸との違いを検討します。併用には別の負担が加わるため、それぞれの必要性を聞きましょう。
血流・感覚・授乳への影響
出血、感染、傷の開き、目立つ傷跡、左右差、乳頭や乳房の感覚変化などが起こり得ます。組織の血流に問題が起きると皮膚や乳頭の治癒に影響する可能性があります。授乳への影響も確認します。将来の機能が必ず保たれると受け取らず、自分の計画で何を保つ工夫をするのかと、残るリスクを説明してもらいましょう。
回復と渡韓日程
傷の範囲、排液管の有無、下着や活動制限によって術後の過ごし方が変わります。乳房が落ち着くまでの経過と、仕事や運動へ戻る時期は分けて確認します。子どもの抱き上げや重い荷物など、普段の動作についても相談してください。韓国での傷の確認を終えてから帰国できる日程にし、傷が開いた場合の受診先を準備しておきます。
見積もりと日本への引き継ぎ
吊り上げ単独か、インプラントや縮小を組み合わせるかを明記した見積もりを取ります。麻酔、検査、下着、薬、傷の再診、追加処置の費用も確認します。帰国前に手術内容と傷の管理方法を受け取り、乳房の検診や症状の評価時に手術歴を伝えます。日本語相談が予約段階に限られないか、術後の連絡と診察の条件まで確認してください。
小さい傷だけを目標にしない
皮膚の余りが大きい場合、切開を最小限にすることだけを優先すると必要な調整が十分にできない可能性があります。支持性のある下着で服の中の見え方を変えることも、手術をしない選択肢です。加齢は手術後も続くため、結果が永久に同じとは限りません。乳頭・乳輪の組織が一部または全体で失われるリスクも含め、血流への配慮を具体的に説明してもらいます。
診察で確認したいこと
- 吊り上げだけで期待できる形の変化は何ですか。
- どの位置にどの長さの傷が残りますか。
- 授乳や乳頭の感覚にどんな影響が考えられますか。
- 帰国後に傷の治りが悪い場合の対応は何ですか。

