自分の脂肪を採取して移す治療
顔の脂肪注入は、お腹や太ももなどから採取した脂肪を処理し、顔の選択した部位へ移してボリュームを補う手術です。顔への注入だけでなく採取部位にも処置が必要です。くぼみが本当にボリューム不足によるものか、皮膚や組織の下垂も関係しているかを診察で確認します。
注入量と残る量は同じではない
注入した脂肪の一部は吸収されるため、残る量や追加治療の必要性を一律には予測できません。直後の膨らみには腫れも含まれます。一定の定着率や一度で完成することを前提にせず、どの時点で輪郭を評価し、再注入を検討するなら何を判断基準にするかを聞きます。
適応とフィラーとの比較
採取できる脂肪、顔の形、以前のフィラーや手術を含めて評価します。ヒアルロン酸などのフィラーとは材料、持続、調整の方法、合併症が異なります。自分の組織だから常に適切とは限りません。希望する変化を明確にし、別の方法や治療をしない選択も比較してください。
採取と注入の両方にリスクがある
内出血、腫れ、一時的なしびれ、小さな傷跡のほか、出血、感染、脂肪組織の損傷、血管の閉塞などが起こり得ます。顔のどこに注入するかによって説明を受けるべき危険性も異なります。採取部位の問題も含め、異常時に誰が診察し、必要ならどこへ紹介するか確認します。
顔と採取部位を一緒にケアする
顔の腫れだけでなく、採取部位の痛みや内出血も生活に影響します。洗顔、洗身、圧迫や触れる動作について部位ごとの指示を受けてください。初期の左右差やボリュームだけで追加注入を急がず、経過を診てもらいます。痛みや赤みが強くなる場合は予定の再診を待たず相談します。
日本に戻ってからも評価できる記録
渡航相談には以前の注入材料や治療日が分かる記録を持参します。帰国前に採取部位と注入部位の診察、遠隔相談の限界、日本で対面診察が必要な際の対応を確認します。手術内容、採取・注入部位、薬の情報を保存し、長期の変化を同じ条件の写真で確認できるよう相談します。
料金に含まれる工程を確認
脂肪の採取、処理、注入、麻酔、診察がそれぞれ含まれるかを確認します。複数部位への注入と再注入の料金条件は分けて説明を受けましょう。将来の再施術を当然とする契約にせず、必要性を診察で判断できる条件を確認し、渡航費や再訪時の宿泊費まで含めて比較します。
診察で自分の希望を具体化する
希望を伝える際は、頬、こめかみなどの部位と、正面・横顔で何が気になるかを分けます。過去の写真も形の変化を説明する助けになります。採取部位の傷や腫れまで受け入れられるかを考え、使用予定の麻酔と帰りの移動方法も確認しましょう。一定量の注入を先に決めるより、目指す輪郭と過度なボリュームを避ける方針を医師と共有することが重要です。
診察で確認したいこと
- 私の状態に顔の脂肪注入が適する理由と、別の選択肢は何ですか?
- 注入量と残る量は同じではないについて、私の場合の計画を具体的に説明してもらえますか?
- 帰国前に必要な診察と、日本で異常が出た場合の対応はどうなりますか?
- 見積もりに含まれる処置・薬・再診と、追加費用の条件を教えてください。
